2010年 08月 03日

人として


ある番組で紹介されていた中国に生きる101歳の医師。
山崎宏さん。
珍しくテレビに釘付けになってしまった。

a0080229_23183568.jpg



日中戦争で中国へ兵隊として行く。
しかし、あるとき日本軍が中国人の母から子どもを奪い、殺す姿を見て、たまらず軍隊から逃げる。
軍隊にばれずに何とか逃げることができたが体力がつき、通りすがりの中国人に物乞いをすると、
どの中国人も自分に食べ物や着る物を与えてくれたという。
 “どうして日本人の私に・・・”
今でもそのときの中国人の心情が割り切れないという。
そして、日中戦争が終わっても、この地に残り、償う気持ちから独学で猛勉強をして医師となった。
その後も大変な苦労があったが、今も現役で医師を続けており、地元の人たちからは「神の医師」と呼ばれ、尊敬されている。

その山崎さんがこんな書を書いてその番組に贈ってくれた。

    『月有如光 人有情』 (月に光あるように 人に情あり)

彼の決意の固さや人に尽くす心、、、脱帽です。
久しぶりに立派な人間のあるべき姿を見た気がして、胸がいっぱいになった。



政治関係、スポーツ界の不祥事、児童虐待、などなど
嫌なニュースを毎日のように目にする今の日本。
色々なことが便利になった分、人として大切なものが欠けてきたんだと思う。確実に。
きっとみんな自分勝手過ぎるんだ。
くだらなく小さな身勝手さが世の中に溢れているのではないだろうか。
私自身もふくめて。

山崎医師、人として本当にすばらしい。
こうした生き方に少しでも触れることができると、心が引き締まりますね。
反省。
[PR]

by nmnl-aya | 2010-08-03 00:12


<< 旅      スイカ >>