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灰と雪 -象と読書する子どもたち-

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2006年 11月 20日

こどもたち

最近テレビをつければ暗いニュースばかりなので、ほとんどテレビを見ていない。
最近の話題と言えばやはり“いじめ問題”だろう。
いじめを苦に自殺する若者が何と多いことだろう。
そうした場合たいがいは、いじめを発見できなかった、もしくは発見していても対応しきれなかった学校側に責任が問われる。
では家庭に責任はないのか?
私は追及される学校側の味方をするわけではないが、家族はただの被害者であって何の責任もないものかと不思議に思う。
もちろん気づかなかった親が悪いなどと亡くなったお子さんの家族を非難する報道があっても、それはあまりにもかわいそう過ぎるのだが・・・。
でも一番身近で守ってやらなければならないのはやっぱり家族だ。
学校であったことを家族で話す、そうした家族の本来の在り方が今は難しくなってきているのか。
また逆に学校側は学校で起きたこと、把握していることを家族に伝えるべきであり、決して隠してはいけない。
家族と学校の双方が協力して、歩み寄って、未来の宝である子ども達を守っていかなくてはならないと思う。
やはり人は環境によって育まれていく。
支えになってくれる誰かがいることが生きる望みになるはずだ。
誰だって一人では決して生きてはいけない。
苦しいことがあれば誰かに頼っていいのだ。
いじめだけではなく、何か困難にぶつかったときは逆にチャンスだと思える精神力を鍛えなければいけない。
これは子どもに限らず、私達大人にも言えること。
大きな試練があればあるほどその後にやってくる光はずっとずっと輝く。
自分を信じ、明るく、たくましく生きていける子どもが増えることを願って。。。

by nmnl-aya | 2006-11-20 21:16


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