2006年 07月 17日

夜の美術館

先日、東京国立博物館の「若冲と江戸絵画展」へ行ってきました。
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伊藤若冲という画家は江戸時代中期の画家で、京都錦小路の青物問屋の4代目。裕福な町衆の旦那であったのだが、関係の深かった相国寺の大典顕常によると、<仕事も苦手、字も苦手、無趣味、無芸>だそうで、狩野派に学んだ絵だけが取り得の人物だったらしい。生涯独身であり、人付き合いが苦手故に、奇才と言われる孤高の画風になったようだ。

若冲の作品はこれまでに何回も観たことはあったんだけど、上に載せた「鳥獣花木図屏風」は今回が初めて。コレ、よくみると屏風を細かいマス目に分割して描かれているの。(確かモザイク描画法とか言うんだっけかな)全体像はご覧のとおりで、ひとつの屏風としての完成度は高いんだけど、一つひとつのマスに描かれている色使いや模様などは気が遠くなるくらい細かく描かれていて、いやぁ~・・・・・圧巻!見ごたえありました。しかも屏風としてのデザイン的にはずいぶんと斬新だよね。彼の作品は構図や色使いがとても粋で、好きです。植物や動物、昆虫などをモチーフにしている作品が多く(この点も私の好みなんだけど)、細部にわたる丁寧な描写力などは、十二分に魅せられてしまいますねぇ。

ところで今回は仕事の一環で、博物館が閉館後に観に行けるということでゆっくりと鑑賞できたのが嬉しかったな。大きな展覧会ってすごい人の数でしょ、みんなここぞとばかりに観てやるぞって感じで、意気込んでく来るからちょっとこわかったりするよ。おばちゃんとか平気でぶつかってきたりするし・・・満員電車のような中じゃあ純粋に名作は鑑賞できないよね。だから今回はありがたかった。
というわけで裏口から入ったんだけど、その裏口の道路はさんだ向かいに何だかずいぶん素敵な建物を発見・・・。それは「国際子ども美術館」という施設だったんだけど、そこだけなんか古いような新しいような不思議な雰囲気が漂っていて、ついついしばらく見入ってしまいました。夜だったからライトアップもされていて本当にきれいだったな。でもうまく写真が撮れなかった・・・・・昼間の写真を見つけたので一応載せておきます。
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# by nmnl-aya | 2006-07-17 22:12
2006年 07月 15日

ライブ♪

木曜に久しぶりにライブへ行ってきました!
対バンライブということで、メインはくるりなんですが、他に2組のバンドが出演。もちろん、くるりはとっても良かったのですが、他の2組もなかなか。
1組目(Natural Punch Drunker)はポップな感じで聴きやすかったし、ボーカルの声もさわやかでしたよ。そして2組目(テルスター)は、あらまぁ・・・びっくり・・って感じ。一人ひとりの個性が交錯していて、ついつい見入ってしまいました。熱く叫び、歌い、そして最後にはなぜかガムテープが!ボーカルの子がギター二人をぐるぐる巻きにしてどこかへ行ってしまいました。ん~がぜん興味わきましたね。
さてくるりの演奏はいつも通り良かったわぁ。私の大好きな「ばらの花」も「赤い電車」も「ワンダーフォーゲル」も演奏したし。
生音はやっぱりいいな♪岸田さんの話もおかしかったし(笑。
そして最近キーボードで参加している堀江さんという方もやっぱり今回も一緒でした。あの方とても素敵。何か佇まいがいいんですよね。

場所はタワーカフェが併設している恵比寿リキッドルーム。なかなか良かった。タワーカフェって昔渋谷にあったよね。けっこう好きだったな。あ、かなり昔の話だな。。。とにかく音楽っていいよね。改めて思いました。また音楽についてはゆっくり書きたいと思います。
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・・・しかし最近のこの暑さ、異常じゃない?!夏には悪いが、秋よ早く来いっていう気分になってしまいます。
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# by nmnl-aya | 2006-07-15 12:32
2006年 07月 12日

ふくろう

福を呼ぶ鳥
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森の賢者
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こんなんでも肉食なのかなぁ
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ふくろうって可愛い。
私がふくろうを好きになったのは、2001年に「生きたふくろう・ミミズク展」という催し物へ足を運んだのがきっかけ。その展覧会には、まさに生きたふくろうやミミズク達が数々のブースに入れられていました。生まれて初めて間近でふくろうを見たときの衝撃ったら・・・。
何か人みたいなんだよね。鳥じゃないみたい。だって目がばっちり合うんだもの。鳥にしてはおかしな形態(顔?)だし、頭はくるくる(さすがに360度は回らないらしい・・)してるし、でも昼間だからじーーーっとしてた。何だか彼らの様子に心奪われてしまいました。しかも触ると、予想以上にフワフワなんだよ。
この催し物、3年連続で行われてたけど最近はやってないのかなぁ。
時期はなぜか毎年お正月。しかも場所は池袋。
そうそうネットでふくろうに出会える地を求めていたら、静岡の富士国際花園というところへたどり着きました。そこはベゴニアを中心とした、まさに花園らしいのですが、なぜかふくろうとふれあえるみたい。
なぜ???でも今度行ってみようかな。
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# by nmnl-aya | 2006-07-12 22:31
2006年 07月 10日

めぐりあわせ

こんな経験はありますか?
昔親しくしていた人と、何年か経って再会するということ。

私は最近このような経験をして、人とのつながりや出会いの意味などに考えさせられてしまいました。偶然?すべては必然?

彼と出会ったのは私がまだ高校生の頃。その人は社会人・・・というより自由人。色々な仕事をしたり遊びをしたりして生きている人でした。私は学校とは無縁の、その未知の世界に魅力を感じてその人としばらくの間親しくしていました。決して付き合っていたわけではありません(笑)。ただ、彼もなぜか私を可愛がってくれていました。その自由な世界で生きている彼は、当時の私にとっては憧れのような存在だったのです。しかしその付き合いはいつしか途切れ、でも別に私はそれも自然な形のように思えていたのです。誰でもありませんか?ある一時期連絡をよく取っていた人とか。普段思い出すことはありませんが、彼はやっぱり特別な存在で、でもただそれは若かりし頃の懐かしい思い出の一つになっていたという程度。
しかし今頃になって、偶然再会したのです。しかも電車の中で!!!
びっくりしましたよー。本当に。仕事でも生活でも彼とは生活圏が違うし、もうすでに何のつながりもなかったから会うこともないだろうと思っていた人と会うなんて。何年ぶりだろう。8年ぶりくらいかな。でも彼もすぐに私のことをすぐに分かり、とにかく二人で驚きました。
人生でこういうことって本当にあるんですね。

生きていくうえで一人の人間にいくつの出会いが訪れるか分からないし、出会ってもただ通り過ぎていく人、強いつながりで結ばれる人、良くも悪くもいろいろな出会いの形がありますが、再会というのも何かのめぐりあわせなのでしょうか。まぁ、あまり深くは考えていませんがとにかく不思議なんだよねぇ。何か意味があるんじゃないかって思ってしまう。でも何もないかな(笑)
とにかく、出会いによって人生が決まるところってある気がします。数々の出会いや別れを繰り返して人生をは築かれていくものだと思います。
すべては出会い。

この絵は特に今の話と関係ありません・・・すみません。
ダ・ヴィンチの「洗礼者ヨハネ」の一部。
何となく{めぐりあわせ}と重なったので載せてみただけ。


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# by nmnl-aya | 2006-07-10 23:10
2006年 07月 07日

たなばた☆


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今朝こんな光景を見てしまいました。
私の通勤路で毎朝出会う少年がいます。その子はいつも私とすれ違う形で小学校へ行っているようですが、今日は住宅地にあるこの鳥居で、手を合わせて何かを祈っていました。現場の瞬間は写真におさめることはできなかったのですが(っていうか写真撮ってしまったらかなりあやしいもんねぇ。)、その姿がとってもきれいだったのよねー・・・。
十歳足らずの子が何を祈っていたのかな。朝から一人で何かを祈る。とっても小さな願いかもしれないし、大きな野望かもしれない。んー・・・気になる。
でもその光景を見たとき何だか勝手に得した気分になってしまいました。ほんとかわいかったなぁ。
しかも今日は七夕だし☆

願いよ叶え!
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# by nmnl-aya | 2006-07-07 20:51
2006年 07月 04日

ブログタイトルについて。


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このブログのタイトル、「灰と雪-象と読書する子どもたち-」とは、カナダの映像作家グレゴリー・コルベールの作品名です。
この作品写真が展示されていたのは、約一年前のマンハッタンに突如出現した「ノマド(遊牧民)の美術館」の中。その名のとおり、中身の展覧会と一緒に巡回する世界初の移動式美術館。彼の作品の主題は「動物と人間」であるがペットではなく、アフリカに生息する野生動物と土地の子どもや僧侶たちを捉えた驚嘆の作品ばかり。なんと33回にも及ぶ撮影旅行で撮りためた写真の数々は崇高な力でひきつけられる。・・・といっても私は見に行ったわけではなく、ある雑誌で知ったのですが・・・。ちなみにその後(昨年秋)はサンタモニカへ移動したそうです。ちなみにちなみにこの美術館、日本人が設計したみたい。川に浮かんでる様子でとても幻想的でした。

この写真を見たとき、「あぁ、そうだよね」って何だか納得してしまったの。やっぱり自然と共生していくことが、人間の本当の姿なんじゃないかな。
しかもこの写真は子どもが象に本を読み聞かせている場面でしょ、とっても愛おしいよね。純粋な者たち同士で何かを分かり合えているような気がしてしまいました。

少し話がそれますが、純粋と信じることって似てると思いませんか?人は年を重ねていくと、疑うことに慣れてしまうような気がする。それは、信じるより楽だから、じゃない?自分もそう。いやなんだよねー。勝手に疑って勝手に不機嫌になったり。でもね、私の好きな本の中にこういうことが書いてありました。
「不機嫌というやつはまったく怠惰と同じだ」
って。。。自分を奮い起こす力があれば色々なことがはかどるし、楽しくなる、とも。
ね・・・。私よく分かる。
この本は、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」。25歳のゲーテが4週間で一気に書き上げた世界を代表する青春文学です。機会があればぜひ読んでみてください。
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# by nmnl-aya | 2006-07-04 20:33
2006年 07月 02日

風邪っぴき

風邪が一週間以上も長引いている・・・
いつもすぐに治るから、風邪を甘くみていました。スミマセン。
でも最近流行っているみたいね、ワタクシの職場でもみんな咳したり、鼻かんでたり・・・風邪菌がうようよってかんじ。
みなさまも気をつけて。。。やっぱり健康第一です。
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# by nmnl-aya | 2006-07-02 15:04
2006年 07月 01日

週末


週末にパートナーと名古屋へ行ってきました。
手羽先・味噌カツ・天むすなどなど美味しいものをいただいてきました。私は名古屋に降り立ったことがなかったので、一緒に行った方について行っただけなのですが・・・でもやっぱりご当地名物は食べないと!ただ、最近風邪を長引かせてしまって体調が悪かったのがクヤシイ。もっと元気だったらもっとたくさん食べれたのになぁ。
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そして今日は名古屋から電車で40分ほど揺られて、豊田市美術館へ。
駅に着いたら霧雨。その中を10分ほど歩き、坂をのぼり・・・着いてみたら、あらまぁ・・・・すばらしい・・・。緑豊かな中に存在感たっぷりの現代建物が。建物の奥には大きな池があったり、現代的なオブジェが点在していたり。もっと奥には茶室があったり。しかも高台に建っているから見晴らしがよくて(少し先には豊田スタジアムが見下ろせた)、とても開放的な空間が広がっていました。何せ、人が少なかったなぁ。週末なのに。美術館内を観て周り、外へ出ると雨はすっかりやんでいて気持ちよくお散歩ができました。
所蔵品の中にこの絵がありました。
エゴン・シーレの「カール・グリューンヴァルトの肖像」140.7×110.2の作品。描かれている人物はシーレの兵役時代の上官で、のちにパトロンとなった人物だそう。彼のもつ独特の力強いデッサンによって、人物に魂が宿っているみたいだった。絵の中の人物とシーレはきっと互いに信頼と愛情をよせていたのではないかと勝手に感じてしまいました。暗い背景と、全体的に落ち着いた色調の作品なのになぜか温かな印象を受けたからそぅ思ってしまったんだけどね。構図も何か面白いよ、これ。
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シーレと並んで有名なオーストリアの画家、ココシュカの作品もあった。「絵筆を持つ自画像」というもの。この作品の裏側には次の言葉がつづられている。
“私はこの絵からあなたを見つめる。あなたは私を見る”
これは当時恋愛関係にあった、作曲家グスタフ・マーラーの未亡人のアルマに宛てたものと言われています。しかしこの恋は長くは続かなかった。
帰ってきてからもう少し彼のことを調べてみたら、失恋した彼はアルマの等身大の人形を作り、外出の際にも連れていたとい逸話まで残っているというから驚き・・・そこまでの情念ってすごすぎる。人が人の心を壊してしまう、こわいね。
目に見えないものってときどきとっても恐怖を感じるよ。一番こわいかも。

これからもいろんな美術・芸術に触れる機会を増やしていきたいと改めて感じさせられたひとときでした。
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# by nmnl-aya | 2006-07-01 14:01
2006年 06月 28日

はじめまして

今日から、ワタクシ、ブログはじめました!!
実は昨日は誕生日。
誕生日の日、うちの母はたいがい「あなたが赤ちゃんの頃、毎日一緒に遊ぶのが楽しかった」と言います。もちろんその頃の記憶は私にあるはずもなく、返事に困りますが、いまだにこうした愛情を変わらず注いでくれる親に育てられて感謝してます。
まぁ若い頃はやんちゃもして親に数々の心配をかけたけど。
人はいろんな経験を経て成長していくんですよね・・・うん。
今年一年また多くの経験や出会いを重ねて自分らしく生きていけたらいいな。
幸多かれ!みなさまにも。
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# by nmnl-aya | 2006-06-28 21:16