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灰と雪 -象と読書する子どもたち-

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2006年 12月 12日

脳のオシゴト

ある新聞で脳についておもしろい記事が載っていた。
そこから一部抜粋して以下に書きます。

脳の不思議なシステムの一つに、欠点と意識したことを乗り越えようとする働きがあります。
人より劣っていることだとか苦手だとか思い悩むことがあると意識がそれに集中し、変えようとする創造性が働く。
努力してそれを乗り越えようとし、そうするとはるかに人を超えてとてつもない領域へ到達してしまうこともある。
だから欠点とか弱点というのは、それをはっきりと脳が意識できるという点で、チャンスなのです。
自分には大した能力がないとか、うまくことが運ばないとかいじけている人は、逆に自分の欠点をはっきりと探し出して意識できるようにしたほうがいい。
いじけている間はモヤモヤしているだけで、脳にきちんと働きかける「意識」の形になっていない。
欠点が明確になると、乗り越えるべき対象が見えるということですから、そうなれば脳は喜んで創造性を発揮するようになります。

という記事。
また記事の中ではあるスポーツ選手についても書かれていた。
その選手は今や世界に通用するアスリートだが、実は幼い頃から喘息だったと言う。
小さい頃から体の隅々に神経を張り巡らせていて、身体を鍛えあげ、そしてコントロールする術を身につけたそうだ。
もちろん、はかり知れない努力がそこにはあると思うが。


そう!意識することで道は拓ける。
うまくいかせるように脳がちゃんと働いてくれる。
結果はどうあれ、“そこ”へ向かって自分の能力を発揮しようと脳が頑張る。
きっと欠点や弱点だけじゃなく、逆に良いところも意識すればもっともっとよくなるはずだよね。

まぁ当たり前のような話ですが(笑・・・
でもホントそうだと思う。
しっかり「意識」すれば、脳の視界がクリアになるのだろう。
道が拓けるのだー。

意識して変化する脳は、それが喜びなのだ。
脳は退屈がキライみたいですよ。

by nmnl-aya | 2006-12-12 23:00


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